B7サイズの用紙は何センチ！？詳しいサイズや用途、コピーの仕方を紹介！

まずは、Ｂ版サイズについて

Ｂ版サイズは国際的に使われている規格のサイズではなく、日本で広く一般的に使用されてきたサイズになります。

Ｂ７の実寸

サイズは91㎜×128㎜になります。

どこで使われているの？

一番わかりやすい例としては、パスポートのサイズがこれに当たります。印刷を依頼される際には、こちらをイメージしていただけると分かりやいと思います。また小型のノートなどに活用されることもあります。

実際の寸法を手元でイメージしたい。

サイズを簡単に見てもらう方法としては、Ｂ４の用紙の長辺を半分に折り、そのまた長辺を半分に折り、そのまた長辺を半分に折ったのが約Ｂ７サイズです。

また、B判は日本の美濃紙（みのがみ）を起源とする日本独自の規格で、面積が1.5㎡のルート長方形がB0です。

美濃紙とは、厚めで半紙より大きい和紙のことです。

B判もB0を一番大きいサイズとし、全部でB10まであります。

B7サイズの縮尺率は？

例えばB判のサイズからA判のサイズへ拡大、縮小させたい場合の縮尺率を以下に表にしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

縮尺率を求める公式は、仕上がりの辺÷元サイズの辺ｘ100です。辺は短い辺同士、長い辺同士を掛けます。

「B7」サイズの縮尺率を見てみると、「B7」からポケットティッシュサイズの「A7」に縮小したい場合の縮尺率は82.0%。

「B7」から週刊少年ジャンプサイズの「A5」に拡大したい場合の縮尺率は164.1%になります。

B7サイズと他のサイズとの比較表

B7の用紙サイズとほかのB判用紙サイズを比較しやすいように、まとめました。

それぞれの主な用途は下記の通りです。
・B0→ポスター、パネル、図面
・B1→店先の看板
・B2→カレンダー、屋内ポスター
・B3→選挙ポスター、メニュー表
・B4→学校の配布プリント、企業の書類
・B5→雑誌、ノート
・B6→文庫本、卓上カレンダー
・B7→メモ帳、ポケットティッシュ
・B8→ショップカードなど

B0サイズの用紙は、ポスターや図面などに使われることが多いですが、サイズがかなり大きいため、普通のコピー機では印刷できません。

普通のプリンターで、B4用紙サイズのものをB0用紙サイズに印刷したい場合は、分割印刷してあとからつなぎ合わせる必要があります。

B4サイズの印刷物をB0サイズに印刷したい場合の縮尺率は400.0％となりますよ。

B0サイズは、「大きく印刷したい」と思った時にお世話になると思いますよ。

その他の用紙サイズ