Canvaでつくって東京カラーで印刷しよう!

Canvaは直感的なインターフェースを持ち、様々なデザイン要素を簡単に操作できる今話題のツールです。たとえば、ポスター、名刺、チラシなどに利用できる様々なテンプレートやデザインレイアウト、さらに素材やフォントまでもが無料で豊富に用意されており、これらを使うことで自分のアイデアをより魅力的に表現しやすくなっています。

作成したデザインを印刷用のフォーマット(PDFなど)にエクスポートできる手軽さからユーザーがどんどん増えてきているこのサービス、ダウンロード出力されたデータは東京カラーで美しく印刷することが可能です。

無料デザインツール「Canva」で作成したデータで印刷したい!
という方は、以下の手順にてデータを作成し、入稿してください。

Canvaでのデータ作成手順 (令和6年1月26日改定)

Canvaでのデータ作成の注意点

Canvaでのデータ作成手順

①単位を「px」から「mm」に

ここでは『名刺』を作成しようと思います。まずは右上の「カスタムサイズ」を選択し、単位を「px」から「mm」に変更してください。
右上の「カスタムサイズ」
単位を「px」から「mm」に変更

②塗り足しの設定

一般的な名刺サイズの横型の場合、幅91mm高さ55mmに塗り足し分6mmを加えた幅「97」高さ「61」を入力し、「新しいデザインを作成」をクリックします。
※塗り足しについての説明はコチラをご覧ください。
各サイズのサイズについてはコチラをご覧ください。
※無料版の場合は必ず作成前にサイズを変更してください。有料版では後からサイズを変更できます。
幅「97」高さ「61」を入力
「新しいデザインを作成」をクリック

③キャンパスが開きます

指定した数値の作業スペースが開きますので、上部メニュー左「ファイル」をクリックします。
指定した数値の作業スペースが開きます
上部メニュー左「ファイル」をクリック

④ガイドを作成

ファイル>表示の設定>定規とガイドを表示を選択。端から3mmの位置にガイドを引きます。ガイドを引いた位置が仕上り位置になります。
「塗り足し領域を表示する」を選択
編集フィールド画面に点線で塗り足し領域が表示

⑤テンプレートの検索

いよいよ名刺デザインを作成します。テンプレートを利用すると美しい名刺が無料で作成できます。左メニュー「テンプレート」から検索してみてはいかがでしょうか。
左メニュー「テンプレート」から
検索結果が表示

⑥お好きなテンプレートを選択、適用

お好きなデザインを選んで編集しましょう。
※テンプレートによっては有料のものや有料の素材が含まれているものがあります。
お好きなテンプレートを選択
適用

⑦塗り足し不足のときは

塗り足し不足の場合は、背景や画像などを端まで四隅の丸い点を動かして拡大・調整してください。
塗り足したいオブジェクトをつかんで
塗り足し領域まで拡大

⑧塗り足しと文字の確認

塗り足し箇所が問題ないことを確認し、文字などを任意に編集していきます。
塗り足し箇所が問題ないことを確認
文字などを任意に編集
周囲3mmは断裁される部分です。切れてはいけない文字などはさらにその内側3mm以内に収めて下さい。
文字欠けの注意についてはコチラをご覧ください。

⑨デザインが完成したら

デザインが完了したら、上部メニュー右の「共有」から「ダウンロード」を選択、作成したPDFファイルをダウンロードします。
上部メニュー右の「共有」から
「ダウンロード」を選択
ファイルの種類「PDF(印刷)」を選択し、なんのチェックも入れずにダウンロードをクリックします。
「PDF(印刷)」を選択
なんのチェックも入れずに

⑩印刷用PDFのダウンロード

「ダウンロード」をクリックすると、印刷用のPDFデータ(入稿データ)がダウンロードされます。
「ダウンロード」をクリック
印刷用のPDFデータ(入稿データ)がダウンロード
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Canvaでのデータ作成の注意点

⑪ダウンロードしたPDFの確認

ダウンロードしたPDFデータをAcrobatで開き、左上部メニュー「ファイル」から「プロパティ」を選択してください。
PDFデータをAcrobatで開き
左上部メニュー「ファイル」から「プロパティ」を選択

⑫フォントの確認

タブメニュー「フォント」を選択して、「埋め込みサブセット」の記載があるかご確認ください。

※Canvaで用意されたフォントの中には、PDFで保存すると埋め込みできないものがあります。
※ご入稿データに埋め込み出来ていないフォントがある場合、印刷した際に別のフォントに置き換わったり、文字化けする恐れがあります。
※ご入稿いただく場合は、必ずPDFを開き、フォントの埋め込みが出来ているかどうかご確認ください。
■ご注意 埋め込みサブセットになっていても、以下の場合は正常に印刷されない場合がございます。
・エンコーディングが「ビルトイン」の場合。(他のフォントに置き換えて下さい。)
・ダイナフォントのTrueTypeなど。(フォントご購入時の注意事項に添ってご使用下さい。)
「埋め込みサブセット」の記載があればOK
「埋め込みサブセット」の記載がなければNG
PDFデータの確認方法はコチラをご覧ください。

⑬カラーモードの色の変化

印刷物はRGBカラーデータをCMYKカラーへ変換するため、PCのモニター上の色合いと印刷後の色合いに差異が出ますのでご希望の色合いよりも暗く沈んだ色で仕上がります。
これはRGBカラーとCMYKカラーとでは再現色域が異なるためが原因で避けられないことです。
また、モニターはメーカー・液晶の種類・設定・使用環境によって見え方が異なります。お客様のモニタと印刷物で色味が異なる場合があることについてご了承くださいますようお願いいたします。

※無料版Canvaで作成したデータは「RGB」モードです。(有料版は「CMYK」モードでのダウンロード可)
※印刷物の全てのデータは「CMYK」というカラーモードで出力いたしますので、 CMYKで表現できない色領域のカラーをお使いのデータはCMYKで表現可能な近似値の色に変換して出力されます。そのため、RGBのデータをご入稿の場合、モニターで見るよりも多少色がくすみますので予めご了承ください。
RGBとCMYK
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