【ビラ・チラシ・フライヤー】違いやメリット・デメリットをご紹介!

更新日:2021年05月21日 公開日:2021年05月21日
ビラ・チラシ・フライヤーの違い

見た目にはたいして違いがないと思われるビラとチラシとフライヤーですが、広告業界においてはそれぞれに定義があります。また、メリットや細かい点が異なるので、ここで違いをチェックしてみましょう。

ビラ・チラシ・フライヤーは語源や用途が異なる

ビラとチラシ、フライヤーは利用している人でも違いが分かりづらいですが、まずは語源や使用用途で違いを把握しましょう。

また、広告ツールとして使用する場合、それぞれの特徴だけではなく、メリットやデメリットを知っておくことも大切です。
両方を把握することで、商品にもっとも適した媒体を選べるので、より広告効果を高められます。

ビラは薄い紙の単色刷りが一般的

ビラは、日本語の片や擬態語のビラビラ、そして英語で張り紙の意味となるbillが語源と言われています。薄い紙で単色刷りが一般的で、街頭で配られたり、掲示物に使われたりすることが多いツールです。

【ビラのメリット】低コストで作成しやすい

ビラのメリットは、目に付きやすい場所に貼れたり、人の手から人の手へ直接渡せたりするため、的確に情報を伝えられることです。
また、使用する紙は薄く、色は単色や2色使いのものが一般的なので、チラシよりコストがかからないのもメリットと言えるでしょう。

【ビラのデメリット】情報のインパクトが薄く注目されにくい

ビラのデメリットは、情報が多い掲示板だと埋もれてしまったり、せっかく手渡しをしても捨てられてしまったりすることです。色彩も単調であまり重要性が感じられず、情報のインパクトが薄いため広告媒体としては注目されにくい点がデメリットです。

【ビラの用途】ビラは薄利多売的な販売促進で使用される傾向にある

ビラは広告ツールとして活用されることもありますが、もともとは社会運動や学生運動などで利用されていました。そのため、大量にばらまけるようにコストが抑えられた作りになっているので、重要な広告ではなく、薄利多売的な販売の広告で使用されることが多いです。

チラシはポスト投函や折込広告に用いられる

周りに撒き散らす「散らし」が語源となっているのがチラシです。チラシは、新聞の折込広告や街頭で配られるもの、ポストに投函されるものなど、紙媒体の広告ではもっとも用途範囲が広いのが特徴です。

【チラシのメリット】カラフルで用紙に幅がある

チラシのメリットは、ビラよりもカラフルで、用紙に特殊なものを使えるので、折込広告でもポスト投函でも目を通してもらいやすいことです。少しでも興味を持ってもらえれば売上アップにつながりやすくなりますから、これもメリットと言えるでしょう。
また、デザイン性もあるので、フォントやレイアウトを工夫することでより高い宣伝効果が得られやすい点もメリットです。

【チラシのデメリット】費用体効果が得られないこともある

チラシはビラよりもコストがかかります。また、新聞の折込を利用すると、そのための費用もかかってしまうので、広告内容によっては費用対効果が得られないのがデメリットです。

【チラシの用途】チラシは多くの人に訴求したい時に使用される

チラシは、お得なセール情報や商品のキャンペーンなどプレミアムな情報をプッシュしたい場面で使うのが一般的です。一人でも多くの人の目に触れさせたい、目に触れたら興味を持ってもらえるという告知は、ビラよりもチラシの方が適しています。
他の広告と混ざっても、工夫次第で差別化ができるチラシの特徴を活かせます。

フライヤーは形やサイズにバリエーションがある

フライヤーは英語のflyerやflierが語源と言われる広告媒体で、大きなくくりで言うとチラシと同じものになります。
ただ、名刺サイズやA5サイズなどサイズが小さく、形もユニークで店頭に置きやすいおしゃれなデザインのものが多いのが特徴です。

【フライヤーのメリット】インパクトがあり目に付きやすい

フライヤーのメリットは、インパクトがあるので目につきやすいことです。
また、ターゲットを絞ってアプローチできるため、チラシのように捨てられることを防ぐことができ、店名や業種を覚えてもらいやすいのもメリットです。

【フライヤーのデメリット】特殊な素材となるとコストがかかる

フライヤーのデメリットは、サイズや素材が特殊であることも多く、コストが高くなることです。
プル型広告なので効果が分かりづらく、費用対効果に関しても把握しづらいので、広告コストをかけるべきか判断しにくいでしょう。プッシュ型広告としても使いづらいため、使用できるシーンが限定されるのもデメリットになります。

【フライヤーの用途】フライヤーは常時宣伝したい時に使われる

フライヤーは、キャンペーンやセールなどの一時的な広告ではなく、お店の告知など情報に変化がない広告に向いています。
ネイルサロンのフライヤーなら美容室に、カラオケなら飲み屋さんに置いてもらうなど、同じ系統のお客様が集まる場所に置いてもらって周知する場面で使われることが一般的です。

状況やタイミングに合わせて適切な広告媒体を選ぶことが集客率向上につながる

広告媒体にはネットやSNSなど新しいものも出てきていますが、紙媒体の広告には紙媒体の良さがあります。アナログに思えるかもしれませんが、紙に馴染みの深い日本人にとっては受け入れられやすいツールといえるでしょう。商品の特性にあったものであればさらに集客率アップにつなげることも可能ですから、状況やタイミングに合わせて適切な広告媒体を選びましょう。






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